持っておきたい資格とスキル

IT業界のエンジニアとして活躍するうえでは、取得しておきたい資格や習得しておきたいスキルがあります。一つは国家資格の取得、もう一つはメジャーなプログラミング言語のコーディングスキルです。

国家資格の取得に関しては基本情報技術者や、情報処理技術者試験の情報処理安全確保支援士がおすすめとなります。また、プログラミング言語に関してはPythonとC言語を習得しておくと良いでしょう。

情報処理技術者試験には、FEと言われる基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、高度情報処理技術者試験とさまざまな試験の区分があります。情報処理安全確保支援士はれっきとした国家資格で、経済産業省に登録される有資格者です。

資格を取得すると、企業の情報セキュリティにまつわる重要事項の決定に積極的に関与し、あらゆる専門事項に携われるようになります。サイバーセキュリティ対策が叫ばれる昨今では、欠かせない人材と言えるでしょう。

また、プログラミング言語は前述の通りPythonやC言語がおすすめです。特にPythonは、人工知能や画像処理技術などの進展に大きく寄与しており、今後も注目される将来性の高さがあります。

そのほか、Javaを学ぶのも良いでしょう。前時代的なシステムが続く金融機関の勘定系システムでは、COBOLからJavaへの移行が急速に進んでいます。そのため、Javaエンジニアが重宝されており、ライバルと差をつけるためにも欠かません。